こんにちは、埼玉県桶川市 往診・訪問診療専門動物病院「VHVぶなの木動物病院」の獣医の塚原です。
春になると始まるワンちゃんの大事な予防のひとつに、狂犬病予防と並んで「フィラリア予防」があります。今日はそのフィラリア予防薬の種類についてお話ししたいと思います。
目次
犬のフィラリア予防薬。その種類について。
今はフィラリア予防薬も便利になり、ノミ・ダニ予防。そして回虫などの消化管寄生虫予防と一緒になった、合剤が出ており、その1錠を飲めば、「フィラリア予防+ノミ・ダニ予防+消化管内寄生虫予防」の3つの予防を一辺に行う事が出来ます。
また、薬を飲ませるのは難しいワンちゃんには、背中に垂らすタイプの薬があり、それを背中に垂らせば、同様に3つの予防ができる薬もあります。
また、フィラリア予防薬を毎月飲ませる、または垂らすのは忘れてしまいがち。。。そんな飼主様には、フィラリア予防の注射もあり、これですと、一度の注射でその年のフィラリア予防は済んでしまいます。
まとめ
フィラリア予防薬には
- 飲ませるタイプの薬
- フィラリア予防のみのタイプ
- フィラリア・ノミダニ・消化管寄生虫等、フィラリア以外も一緒に予防出来るタイプ
- 背中に垂らすタイプの薬
- フィラリア・ノミダニ・消化管寄生虫等、フィラリア以外も一緒に予防出来るタイプ
- 注射
- フィラリア予防のみ
いずれのフィラリア予防薬を使う場合にも、それを始める前には必ず血液検査が必要になります。
例え、去年フィラリア予防をしていたとしても、万が一、フィラリアに感染してフィラリア予防薬を飲ませるのは、そのワンちゃんにとって危険だからです。
埼玉県桶川市 往診・訪問診療専門動物病院「ぶなの木動物病院」では、各種薬を取りそろえておりますので、その子に合ったお薬をお出しすることができますので、お気軽にご相談ください。